初心者必見!初めてのスロージギング(ロッド編)

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こんにちは乗組員です。

前々回記事で初めての遊漁船選びについて記載しました。

今回は、これから本格的に船釣りデビューを果たすにあたり、スロージギングに対象を絞り、どのようなロッドを選べば良いのかについて記載していきたいと思います。

初心者必見!初めてのスロージギング(リール選び)
初心者におすすめするリール「オシアジガー」の紹介です。オシアジガーの中でも度々論争にあがる1500番2000番どちらを選べば良いのかという問題についても、私の経験を交えながら触れていきます。
初めての船釣りに行く前に見てほしい!釣り船の選び方
釣り歴20年以上の私が、アングラー目線からはじめての船釣りメソッド、気構え、必需品等を紹介しています。良い所も悪い所も忖度なしで赤裸々に綴っています。

スロジギ始めるなら最初に買うロッドは〇〇〇で決まり!

私も色々なメーカーのロッドをこれまで使用しており、時には友人に実釣させてもらい使用感を確認してきました。

最初に結論を述べると

スロージャーカー

を買っておけば間違いはありません。

スロジギの元祖であり、発売から何十年もたちますが形がほとんど変わらず今なお多くのアングラーに使用されているのはやっぱり理由があります!

スロジギをやっている人からしたら知らない人はいない、触ったことがない人がいないくらい有名なロッドです。

既にスロジギを始めている人からすると何を今更、もっと最新テクノロジーを詰め込んだロッドもあるだろ、今更選ぶ理由はないだろと言われるかもしれませんが、それを差し置いてでも、おすすめしたい理由があります。

今なおぶれることない王道ロッドが最強

このロッドじゃないと釣れない等いう野暮なことは言いません。

エントリー価格で販売されているグラップラーでも適正な使用範囲であれば壊れることもなく、問題なく釣れます。

しかし、釣り人ってほとんどの方がコレクター要素がありませんか??

あのルアーを使えば釣れる、ステラが欲しい等・・・

昔は今ほど使いやすい、贅沢な釣り道具はなかったはずですが、買う人がたくさんいるのでどんどん釣り道具も進化しており、電動リールに至ってはブラシレスモーターまで付いてる始末です(笑)

趣味の世界ということもあり、良いものを求めようと思うと際限がありません・・・(それが面白いところでもありますが・・・)

そのような世界の中でも、発売当初からほとんど形が変わることなく今なお多くのアングラーに使用されているロッドがスロージャーカーです。

私が、初めてスロジギタックルを揃えた際には、スロージャーカー+オシアジガーという組み合わせでした。

遊漁船に乗った際に初めて話したアングラーからも、

「一番無難な組み合わせだね。間違いない買い方だよ。」

と言われた覚えがあります。

当時は気にもしませんでしたが、経験を積みこのように発信する立場になって思うことは、スロージャーカーが間違いがない買い方だと言うことです。

王道ロッドだからこその、

ぶれない使用感(安心感)

所有欲が満たされる

この要素は釣りを集中して行う、釣れない理由を道具のせいにしない上で非常に大事です。

特に初心者の方ほど、迷ったところで答えは出ないので、私のように安いロッドを買って後々買いなおすはめになるよりも最初からスロージャーカーを購入した方が結果的に安上がりになる可能性があります。

私も、最新モデルのロッドを含め色々なロッドを購入、使用し、手放したりしてきましたが、発売から何年も経つにもかかわらずスロージャーカーだけは手放すどころか、他の番手も買い増ししていきます。

どうせ買うなら中古のスロージャーカーがお勧め

スロージギングは、ジグの重量、海域(潮)、対象魚等により竿の硬さを変えて、ジグのアクションを調整するような釣りです。

それ故にほとんどの方が、2タックル、3タックルを当然のように船に持ち込みます。

ロッド、リール、ライン、ジグ、その他小物、遊漁船代etc・・・

タックルを揃えるだけでもかなりの出費に・・・

スロージャーカーも新品だと5万円を超える高級ロッドなのですが、狙うのは「中古品」!!

中古品に抵抗がある方もいるとは思いますが、内部を確認できないリールと違い、見た目で傷の状態を確認できます。

アクションが変わってしまうので折れて先詰めをしている物は論外ですが、ガイドリング割れ、クラック等の有無を確認すれば比較的安心して使用することができます。

更に、スロージャーカーは発売から年数が経っている、出回っている数も多いというアングラー側には嬉しい状況もあり、店舗では中古で3万円代くらいで販売されていることがほとんどです。

エントリーモデルでも新品を購入すると2万円はすると思いますので、+1万円でハイエンドモデルのジグの操作感、王道といわれるスロージギングの操作感を堪能できるのであれば安いものです。

加えて、人気があるロッドということもあり、中古品はそこまで値下がりもしませんので、折ったり、大きな傷をつけないように大切に使用するば、別の釣りに転向する、他のロッドを購入することになった際の購入費にも充てることができます。

最初に買うなら3ozがお勧め

スロージャーカーの場合1~6ozまで販売されています。

表記のジグウエイトで使うことはありません。

私の場合2、3、4ozの3本しか持っておりませんが、

2oz・・・100~250g

3oz・・・150~300g

4oz・・・200~400g

位が当日の潮、ラインの太さ等にも影響されますが、概ね使いやすいと感じるジグウエイトです。

これらのロッドで近海100m前後~中深海300m位までを使用しておりますが、一番出番が多いのがど真ん中の3oz!

近海の青物、太刀魚、中深海のアカムツまでなら最も使用機会が多い、オールマイティなロッドです。

深海や大きなカンパチ、キハダマグロは想定していませんが、これらの大物を見越すとなるとエントリーモデルを使用している人はほとんど見たことがなく、それなりのロッドを使用するレベルに達していると思います。

そうなると、結局メインで使われるロッドがエントリーモデルだと不満が募り、結果、前のロッドは不要になり、安い金額で売ることになります。

3ozを基準として色々な釣りを経験してみて、浅い所で使用したい、やわらかい動きを演出したいとなれば、番手を下げる、逆に深い所、キビキビした動きを演出したいとなれば番手を上げる買い方をするのが最もおすすめの選び方だと私は思います。

買い増ししている頃には、

きっとあなたの腕の代わりになっている

程のジグの使用感を味わえると思います!

スロージャーカーのデメリット?

このロッドばかり使用している状態になってしまいがちになり、選ぶ楽しさはなくなってしまうことくらいしか私はデメリットを感じていませんが、ネット等で調べてみると以下のようなデメリットが記載されていました。

ガイドが外れやすいらしい?

私は経験がありませんが、友人が6ozで600gのジグを使用しているときに、ガイドにライン巻いてしまい外れているのを見たことがあります。

1000円くらいで修理されて戻ってきておりましたが、ネットでもガイドが外れやすいという記事をチラホラ見るのも事実です。

「過負荷がかかった際にあえて外れるように作ってある」等という噂も耳にしますが、本当かどうかは知りません・・・

長く釣りをしてきましたが、これまで外れている人を見たのは一度だけです。

通常使用で外れるような設計の甘いロッドであれば、この日本で人気が出てこんなにも出回ることはまずあり得ないと思いますので、気に掛ける程のデメリットではないと思います。

ただし、ロッド自体が年式の経っている物が多いので、中古を購入する際に特にガイドの周りははしっかりと確認するようにしましょう。

折れやすい?

スロージギングで使用されるロッド、特にスロージャーカー以上のモデルは竿を曲げないリールファイトが推奨されています。

あまり曲げて使用したことはありませんが、そもそも魚が掛かっている状態で海面に対して水平以上でロッドを保持することの方が大変です。

曲げて使用することのできるロッドも所持していますが、何か不足の事態が起きた時の心のお守り程度で、疲れるので意図的に曲げてファイトすることはしていません。

そうなると必然的に竿先が下がり、リールファイトをするような形になるとおもいますが、どうしても踏ん張って曲げた状態をキープして釣りをしたいという方であれば、フルソリッドのロッドを検討してみても良いかと思いますが、買い進めて行く上では、現状では選択肢がほとんどないことも頭に入れておいた方がよいかと思います。

傷が入っていない前提で、通常使用(ロッドを不用意に立ててファイトする等といった行為がない)で折れると思ったことは少なくとも私は一度もありませんし、折れている人も見たことがありません。

また、他のロッドに比べて特段折れやすいという印象も全く感じていません。

最後に・・

先述しましたが、エントリーモデルでも十分に魚を釣ることはできます。

最初はおそらく何のロッドを使っても大して違いを感じないと思いますが、よくある

「上手くなったら新しいロッドにすれば良い」

等というありがちな考え方の方であれば、

中古のスロージャーカー

が最終的に最も安上がりかつ満足度が高い買い物になると思います。

私も色々なロッドに浮気をしてきましたが、結局スロージャーカーに戻ってきました(笑)

また、多くのジギンガーが使用していることもあり、見た目重視で周りとかぶりたくないという方にはデメリットもありますが、タックルゲームの部分が強いジギングにおいては、当日釣れている同じロッドの同船者のアクションを真似しやすいという大きなアドバンテージも秘めていることも忘れずに検討してみてください。

シェア丸管理人
乗組員

物心ついたときには釣竿を握り、フカセ釣り、シーバス、エギングetc・・を経て、船釣りにドハマりし、まだ見ぬ大物を求めて、週末は船長と日々海に冒険に行く日々を送っています。いかにコスパの良い道具を揃え、最大限の釣果を得られるのかを日々考えて奮闘中の中年サラリーマンです。

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