皆さんこんばんわ!
先日喰いの良い新群れが入ったおかげで、ヘトヘトになる程カツオを釣りました!
既に前記事では、記載してありますが釣果は17キャッチで、バラシは4匹、昔は掛けても掛けてもバラシていましたが、だいぶ成長したなと自分でも思います(笑)
マグロもそうですが、カツオをキャスティングで釣る上で、一番大事なのはルアーに反応する群れに当たるかどうかですが、その大前提を抜きにして、独断と偏見でタックルの紹介をしていきたいと思います。
ロッド
ロッドについては、7フィート前後のシーバスロッドやバスロッドでも代用可能ですと言ってあげたいところではありますが、初めてオフショアのキャスティングをする方はお勧めはしません。
代用できるかと言われればもちろん可能だとは思いますが、オフショアキャスティングの経験者や仕立て又はマイボートで釣りができる限られた方限定かなと思います。
カツオの引きは暴力的
なんと言ってもカツオはたまらなく引きます。
青物とは比べ物にならないくらい暴力的な引きをしてます。
シーバス、サーフでのフラットフィッシュ、ショアジギ等のおかっぱりアングラーだった私が、初めてカツオをかけたときは今まで聞いたことが無い程ドラグが唸り声をあげていて「ドラグ弱いんじゃないか!?リール壊れた!?」状態でした。
慎重にやり取りをしたつもりでしたが、時間が掛かり過ぎたこともあり、もちろんバラシて、そのころには群れも追えない程、はるか彼方・・そんな経験をして、釣り人あるあるのタックルやルアーが増え今に至るという感じです(笑)
ロッドを選定する上で
カツオの暴力的な引きにも耐えられるように、ロッドエンドが長く脇に挟むことができるオフショア用のロッドをまずは選びましょう。
体格やマイボート、遊漁船の別にもよると思いますが最初の1本としては7ft台、40g前後を投げられるようなロッドが、取り回しもよく、飛距離もそれなりに出るので扱いやすいと思います。
と、ここまではどこでも聞くようなありきたりな回答になってしまいました・・・ライトなオフショアキャスティングロッドがだいたいがMax50gくらいで作られていることもあり、いざ買うとなると似たり寄ったりのスペックで迷うと思いますが、私の独断と偏見(好み)でロッドを選ぶなら
曲がり込む穂先と強いバッド
カツオの場合青物と違って、引く力、スピードの割に口が弱いので、ロッドがある程度引きに合わせて曲がり込んでくれないとすぐにフックアウトしてしまいます。
私の経験上、特に船の真下にカツオが入り込んで走り出した時が、要注意!!
そんなわけで、カツオの急な突っ込みにスッと入り込んでくれるけど、バッドは余力あるような竿、青物用よりシイラ用の竿の方が理想的です。
おすすめの1本
現状で私が所持しているカツオで使うオフショアロッドは以下の4本です。
①入門用として買ったテイルウォーク オフショアキャスティング 68ml
②13グラップラー73ML
③ブルースナイパー77/3
④ブルースナイパー79/3
この中でメインで使っているのは②③のブルスナです。
①は短い上に柔らかすぎるため飛距離が出なく、かけても3キロ程度のカツオにのされた経験から残念ながらお蔵入りとなりました。
②のグラップラーは、前回のロッドが柔らかすぎたことから、入門用の代名詞として様々なところで紹介されているロッドを購入しました。
パワーはありますが、ティップも硬めなのでカツオに限っては比較的、バラシやすい、バイトをはじき易いというのが経験上の率直な感想です。(青物には使いやすいです!)
群れの濃い、カツオにガンガン出会えるような海域で釣りができるアングラーであれば、使い勝手が良く、値段もそれ程高くない上に遊漁船に乗っても白い目で見られない、カツオキャスティングで使われる比較的軽めの30g程度のジグ、プラグも投げやすくオールマイティに使えるロッドではあります。
ただ、前ブログに記載したとおり、マグロカツオ類の釣りはかなり運の要素が強い釣りなので、船中1回きりのチャンスでヒットさせたのにバラした等の経験をしたら、俗に言う「ステラ現象」が起きて更に上のグレードのロッドが欲しくなることもあると思います。(なにを隠そう私がこのパターン笑)
そこで、最終的に私が選んだロッドが③、④のブルスナシリーズです。(77/3については旧モデルのため現在は廃盤)
手に入りにくいのが難点ではありますが、ブルスナ79/3があれば青物、カツオ、シイラ、小型のマグロまでオフショアキャスティングのほぼ全ての釣りを満足できるレベルでこなせます。
6キロ程度のワラサなら楽しむ間もなく勝手に上がってきます(笑)ただ、ロッドパワーが強いので軽すぎるプラグには不向きです。(30g台の「プラグ」は投げにくいかな・・)
初心者が最初に選ぶなら77/3がお勧めですが、旧モデルのためか現在は新品での販売はないようで、中古での購入になると思います。
77/3は昔のシイラロッドのような味付けのロッドなので、30g以下のジグ、プラグも気持ちよく投げれる感じです。
同じ3パワーではありますが、新モデルと旧モデルでは全く違う作りになっており、そこがまた良い感じでお互いに苦手な部分を埋めてるかんじです(笑)
ちなみに私がどれか1本しか選べないとたら79/3を選びます。
理由は単純でオフショアだと「魚のサイズが選べない」からです。
リール
リールサイズは、5000~8000番サイズを選びましょう。
当然8000番サイズの方が大きくパワーがあるので、やり取りや回収は楽になりますが、その分重くなるので疲れやすくはなります。
使用するタックル、体格に合わせて選べば良いと思います。
ダイワ、シマノ等であれば信頼性も高く、それ程高価な物を購入しなくても十分使えます。
遊漁船では多少強引なやり取りも必要になるため最低でもPE2号が300mは巻けるリールが1台は欲しいところです。
ちなみに仕立て又はマイボートであれば、やり取り次第で1.2号でも4キロくらいなら十分数釣りができます。
私の場合は、
ステラSW6000HG 2号
スラマー4 4500HS 2.5号
セルテートLT5000XH 1.5号
の3台のうち2台を投げるジグやプラグの重量等により使い回している感じです。
ちなみに前回釣行時は、スラマーとセルテートを使用していました。
スラマーに関してはあまり情報が出回っていませんが、巻き心地や重さは国産リールに及ばないものの、ドラグ性能とタフさに特化しており、コスパの良いリールです。
また、糸ふけの回収、スキッピング、手返しの良さからもギア比はHG以上のリールが圧倒的に有利です。
まとめ
タックルを選ぶのも釣りの楽しいところなので、あくまでも私の一例として紹介をさせてもらいました。
群れも早くチャンスが一瞬だったりすることの方が多いこともあり、ライントラブルの対応、使うルアーの重さや種類で使い分けれるので2本買う余裕があるのであれば、2本あった方が絶対に有利です。
船の釣りなので一人では釣りに行けない以上、周りに迷惑をかけない&自分が楽しく釣りをするためにも参考にしてみてください。
次回は、実際に使っているジグとプラグをご紹介したいと思います!!
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