こんにちは乗組員です!
カツオの場合はやっと見つけたナブラでも、他の船にうたれた後だったり、トローリング船が通過したりと群れがスレていると、絶対喰った!と思うくらい良いところに投げても、全くの無反応だったりすることはよくあることです・・
捕食スイッチが入っていても、ちゃんとルアーだけは見切ります(笑)喰わないナブラの存在を身を持って何度も痛感させられました・・
逆に、喰いの良い群れに当たれば、100均ジグだろうと関係なく、バンバン釣れます。
ただし数を伸ばすには、ちょっとしたテクニックが必要です!
フレッシュな群れは釣れる!!
カツオを狙うにあたっては黒潮のような暖流、つまり海水温が高い所を目指して走ります。
水温がグンと上がる一つ目の潮目を超えたところで、カツオの群れに遭遇しますが、単発の跳ねがチラホラしているのみで、とても追いつけない状況・・
鳥もつかないような単発なので、跳ねを見つけて船を寄せますが、投げる際には沈んでいてどこかわからない始末・・
スーパーハードモードのモグラ叩き状態なので、諦めてさらに沖に向けて走りだし、水温がもう一段階あがる潮目を通過したところで、やっとまとまったカツオの群れを発見!!
鳥もまとまっていて、それなりのサイズの魚がベイトであること間違いなし、大チャンスです!
後はこの群れがスレておらず、ルアーに反応するかどうかです・・
直ぐにでもナブラに向かって投げ込みたい焦る気持ちを抑えつつ、一呼吸置いて、鳥の動きからカツオの進行方向を予測し、ルアーをキャスト!
サミングをして極力余分な糸ふけをださないように、着水と同時にベールを返してロッドを立ててスキッピング!
すると直ぐに、「バシュッ」と水しぶきが!次の瞬間にはロッドに重みがのり、ドラグがギャーギャー!たまらない瞬間です♪
経験上船の下に走り出した後に口切れを起こしてバラしやすいので、ロッドを海中に突っ込みカツオの強烈な走りをいなした後に、一匹目はネットを使って大事にランディング!!
その後は、群れを潰さないように、船長が遠すぎず近すぎずの距離を保ちつつ、ひたすらキャスト、ヒット、一本抜きの繰り返し重労働です💦
他船のプレッシャーも一切なく、いつまでも釣れそうな群れでしたが、頃合いを見てストップフィッシング!
終わってみれば17キャッチ、バラシは4匹の大健闘でした♪
数釣りしたいなら、シングルフック1本!
カツオが口をつかわないような渋い日で、とにかく1本だけ絶対に捕りたいのであれば、大き目のトリプルフックでも良いのですが、とにかく喰いが良いナブラでたくさん捕りたいということであれば、
シングルフック 1本
が絶対にお勧めです。
タモ入れ後が圧倒的に早い
まれにまとまった洗濯機ナブラがありますが、カツオのナブラは基本的に早いです。
船で追える速度であれば良いのですが、基本的には1キャスト→移動の繰り返しになることがほとんどです。
1本釣れた、次!となった時にはもう射程圏内にはカツオはいません。
カツオが釣れて、トリプルフックをつけたルアーでタモ入れなんてしていたら大幅にロスすること間違いありません。
船に上げられたカツオは、血しぶきをあげながら暴れまわるので、トリプルフックはタモに絡まる、血まみれになる、動いていてフックがはずせない・・・
時間ばかり取られてしまい、1本でお終い、気付いたときには群れははるか彼方なんてことになりかねません。
フックの詳細についてはこちらを参考にしてください。
数釣りをしたいのであれば抜きあげよう
数釣りをしたいのであれば、カツオ漁師のように抜きあげましょう!
一本ずつタモ入れをしていたら数釣りはできないので、勇気をだしてぶっこ抜きましょう。
そのためには、強くて粘るロッドが必須!
シーバスロッドの用なロッドだと、楽しめますが、少しこころもとないです。
ロッドの詳細についてはこちらを参考にしてください。
使用したタックル
タックルについては次回記事で細かく上げようと思いますがとりあえず参考までに!
その日の状況で、ラインを細くしたり、プラグやジグを投げ分けたい&ルアー交換の時間がなかなか取れない釣りなので私は2本仕立てです!
タックル①
ロッド:ブルースナイパー 79/3
リール:スラマー4500HS
ライン:フルドラグ2.5号
リーダー:フロロ8号
ルアー:TGベイト45g
タックル②
ロッド:ブルースナイパー77/3
リール:セルテートlt5000XH
ライン:ジグマン2号
リーダー:フロロ6号
ルアー:TGベイト30g、スミススーパーサージャー(ケンケン針仕様)
まとめ
当日のモチカツオはやっぱり最高です!
釣りに行くタイミングによってもかなり明暗が分かれる上、タックルセッティング、キャスト精度が釣果に影響するかなりスリリングな釣りですが、食べて良し、釣って良しの魚なので是非狙って見てください!
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