こんにちは乗組員です!
あっと言う間に年が変わり2022年になりましたが、皆さん釣り始めは済みましたか?
私は年明け早々タチウオジギングを楽しんできました。
よくワイヤーリーダーを使うと喰いが落ちると聞きますが、自分で確認しないと気が済まないので、釣行時の課題としてワイヤーリーダーで釣果は変わるのか確認してきました。
取り合えず釣果としてはこんな感じです。(※全てワイヤーリーダーを使って釣った訳ではありません)
爆釣とまではいきませんが、アベレージF4くらいが多くまずまずの釣果です。
ロッド スロージャーカー3oz
リール オシアコンクエストリミテッド300HG
ライン ジグマンX4 1.2号
基本的には、普段と変わらないタックルを使用しました!
ファイティングリーダーの重要性!
普段はワイヤーリーダーを使わず、リーダーの先にファイティングリーダーとしてフロロ20号程度を40cm位電車結びで結束しタチウオを狙っています。
このセッティングで、こまめにファイティングリーダーを確認していれば、ジグロストを概ね防げています。
それでも、活性が高すぎるとき、巻きでは喰わずフォールを多用しなくてはいけないときには、多い時で2個位ジグがなくなることがあります。
加えてファイティングリーダーに太いリーダーを結ぶと、トップガイドが通らないというデメリットが発生します。
このコブが意外と面倒で、タチウオを船に抜きあげる際に巻き込みすぎると、竿若しくはリールが壊れる上に、抜きあげに失敗します!
巻き過ぎてトップガイドに詰まった状態で、クラッチを切ったら、コンクエストが壊れ、修理費15000円が飛んでいったこともあります…
テーパーリーダーという便利な物がありますが、タチウオを多く釣っていると、ファイティングリーダーがさけるチーズのようにすり減っていくので、その分カットする必要があり、いちいちリーダーを結び変えなくてはいけない手間が発生しそうなので、今回はワイヤーリーダーを導入してみることにしました!
(乗合船で、ワイヤーリーダーを使って絡まると相手のラインを切ってしまうので、船長と周りに確認した上で使ってください)
本当にワイヤーリーダーで喰いが落ちるのか?
このワイヤーリーダーを結んでみましたが、キンクもなく、楽に結ぶことができました。
リーダー6号の先にファイティングリーダーとしてワイヤーを30cm程、電車結びで結束し、いざ投入です!
水面でジグの動きを確認しましたが、ワイヤーがかなり柔らかいので、ジグの動きも見た感じ変化はなさそうで、普通に釣れそうな印象です。
周りもポツリポツリとタチウオを上げており、ワイヤーをつけていてもポツリポツリと上がります、初見では、言うほど喰いが落ちるような感じはありません。
この日は、フォールを入れないと喰わない日だったので、フォールを多用しましたが、それでも周りと遜色ないくらい釣れます。
これで、噛まれても切れないなら良いなと思ってしゃくっていた矢先にプツッ!
切れたのは結び目でした…まだ2匹しか釣ってないのに…100匹くらい釣らしてくれたお気に入りのアンチョビメタルを残念な形で奉納することに…
結んだときにソフトワイヤーのゴム?が剥げていたことが気にはなっていましたが、おそらくワイヤーとリーダーの摩耗が原因です…
ワイヤーリーダーは餌ならまだしも、動きの激しいジギングにはあまり向かないかもしれませんね・・・絡まったときに相手のラインを切ってしまうことがある程なので、激しくシャクればリーダーにもダメージを与えてしまい、ラインカットに繋がっているのかもしれません・・・PEがスパッと切れるくらいなので当然といえば当然の結果です…
それでも気を取り直して結び直し、何匹か釣っていると再びプツッ…
今度はワイヤーが切れました(笑)
ハサミでも切れるので、これも当然といえば当然の結果です…
その後は、普段通りのフロロのリーダーに戻しました…
結論
ワイヤーリーダーを少し使ってみましたが…
・噂される程喰いは落ちない(使うワイヤーの種類によると思料!)
・ラインの扱い(結束方法)に注意が必要
・100%切れないわけではない(ハリスの定期的な確認が必要)
というような感じです。
率直な感想としては、デメリットの方が多くタチウオジギングでわざわざワイヤーを使うメリットはあまり感じません…それよりもラインを立てる、フォールの当たりに気を付ける、ジグを飛ばし過ぎないことの方がよっぽどジグロストを防ぐことができると思います。
今回は細めのソフトワイヤーを使用していたこともあり、ジグの動きをそこまで阻害することがなかったので、そこまで喰いは落ちなかった気もしますが、太目のワイヤーを使用すれば少なくとも歯で切られることは減るかもしれません。
そこで、ソフトワイヤー意外のワイヤーも一応は購入し試しては見ましたが、キンクしてしまい、結びにくい上に、結んだとしてもヨレが酷くてジグの動きを邪魔するのが明らかだったので、活性が高すぎてどうしても使いたいのであればソフトワイヤーを検討するのをおすすめします。
タチウオのジグ選び
ご存じの通りタチウオジギングでは、ジグロストが付きものです。
選ぶ基準は何と言っても、安い!フォールが素直!これに尽きます。
カラーで当たり外れがあるとよく聞きますが、今のところ、紫or黒、たまにピンクくらいしか使ったことがなく、釣れなかった事がないので、カラー別に全て揃えるような買い方は私はしていません。(何度も出船していますが、地域柄なのか?そこまでカラーによる釣果の差は感じていません)
強いて言うなら、グローは使いすぎると魚がスレてきて釣れなくなるの、好んで使用することはありません。
当たり棚も日によって違いますが、ラインがふけると下から突き上げてきたタチウオにラインをカットされるため、浅い日でも250gを使用し、なるべくラインスラッグを出さないように意識しています。
活性低めでフォール入れないと釣れないときはタイプ1、ただ巻きでも釣れるときはジグを飛ばしたくないのでタイプ3を使うことがありますが、だいたいはタイプ1を好みのカラーで3つくらい持っていけば事足りることがほとんどです。
ジグロストで無駄な時間を消費して、時合を逃すくらいなら、多少重めでも、ラインが真っすぐになるような重量選択が重要だと思います。
これから美味しいシーズンなので、是非とも食べて釣って楽しんでみてください。
これから本格的に太刀魚ジギングを始める方向けにより詳細な記事を書いてみましたのでこちらもどうぞ↓↓
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